飲み頃！マルケス・デ・グリニョン上級品 2004年

スペイン　DOドミニオ・デ・バルデプーサ
●マルケス・デ・グリニヨン・シラー・ヴェンデミーア2004年

セルヴィア生まれのカルロス・ファルコが経営。
ラ・マンチャなど無名エリアの生産者に「量より質」という考えが無い中、
1974年にスペイン中央部のラ・マンチャから少し離れた
ドミニオ・デ・ヴァルデプーサの地にカベルネ・ソーヴィニオンを植え、
先進的な試みをスタートしました。

次第にシャルドネ、メルロー、シラー、プティ・ヴェルドなど
フランス系品種を植え、法にとらわれず革新的なワインに挑戦、
従来とは異なる新スタイルを築き上げました。

この生産者が放つ最高の品種はシラー。

専門誌「ワインスペクテーター年間ＴＯＰ100」にて
シラーの2001年が12500本中、年間36位（94点）を獲得し
一躍その名は世界に知られる事となります。
（平均価格￥30000以上のペンフォールド「グランジ」と同等評価）

醸造では、エノロジストのミシェル・ロランのアドバイスを受け、
完璧とも言えるワイン造りの環境を整えています。

2004年は2001年に次ぐ素晴らしい年となりました。

10年以上の熟成を経て現行ヴィンテージよりも滑らかになっており、
デキャンタすると肉厚のブルーベリー、
さくらんぼのような圧倒的な果実感が現れ
チョコレート、樽由来のバニラ、スパイスのニュアンスも感じられます。
この風格なら20年以上の熟成も可能でしょう。

ハモンイベリコ、果実ソースを用いた牛肉、牛タンシチューなど
チーズより肉を推奨します。


赤ワイン　フルボディ 750mL　品種シラー100% 適温18℃
フレンチオーク1年、瓶1年熟成。