1968年のワイン

1968年は恵まれた年とはいえませんが、
しっかり探せば楽しめるワインはあるものです。

ただし条件付きです。
まず、繊細な年なので航空便での輸入は必須と考えています。

当店はヴィンテージワインの大半を現地から1日で「航空便輸入」を実現しており、 特に30年以上の熟成を経たノンリコルク品=「本物の古酒」は、とても繊細なため1〜2ヶ月を要する船便だと揺られすぎます。

船便は中継国での停泊時間も長く、無断で冷蔵スイッチを切ることもあり、30年以上を経たヴィンテージワインの輸送には不向きですが古酒ブームの影響で、日本で流通する9割以上は船便で運ばれているのが実情…

航空便だと大変コストは掛かりますが、当店では海外の信頼できるセラーからの直輸入や、大手サイトに出店しない事で経費を抑え、低価格を実現しています。


そして。。安価な贋物古酒にご注意ください。

実はリコルクされてない本物の古酒は本当に少なく、
10年前でさえ、ほぼ流通してなかったのが1968年産です。

良年じゃないということは、元々の収穫量が多くありません。

ヴィンテージワインブームが2012年頃から始まり、
コルクを打ち替える際に若いワインを大量に補充したと思われる
安価な古酒(新酒。。?)が流通するようになりました。

安い、色が明るい、不自然な果実味など。。。
プロなら一口で怪しいと分かるものが、堂々と大手サイトで数年前から
流通しはじめ、さらにネットで「今でも飲める!」と書き込まれる
現状を憂いています。

名指しは避けますが、おそらく輸入元も分かってて造らせてます。
(アレを本物と強弁するなら、リコルクの現場を見せてほしい)

安易なフェイクを大量生産し、船便で運び安く売る構図が
2010年以降、顕著になってきましたので、皆さんご注意ください。


「リスクはあるけど本物」を飲むか

「フェイクだが安心」を飲むか

私は迷いなく前者です。オフヴィンテージの古酒は本来、
リスクを承知で「存在だけでも愛しい」という寛容な気持ちで
臨むべき年なのです。

ただしお客様も美味しく飲むための工夫は怠らないでください。

ヴィンテージワインは事前準備、正しい温度、抜栓のタイミング、
心構え、お料理など気を配りつつ、ベストを尽くし臨みましょう。
https://www.yoshidawines.com/page/10


皆様が少しでもお楽しみくださる事を願っています。

オールドワイン専門店の品揃えと定温管理で
全国からご注文を頂いてます。
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