カレラ・リード2006年

カレラ・リード2006年
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商品詳細

右から3番目がリードです。もちろん正規輸入品!
当店セラーで我が子のように大切に寝かせてました。

6本しか無いためお1人様2本までとさせてください。


●カレラ リード 2006年 Calera Reed vintage 2006
カリフォルニアのロマネコンティと派手な宣伝文句が踊るカレラ。
2007年10月16日、ジョシュ・ジェンセン(ジャンセン?)氏に会う事が叶いました。

人里を離れたマウント・ハーランの麓は絶世の感を受けます。
遠方にカリフォルニア独特の緑なき山々を眺望しながら辿り着くと。
かつての砕石工場だったワイナリーが突然、姿を現します。背後は崖…
テースティング・カウンターで全種の試飲後、ワインを説明して頂きました。

有名になっても慢心は皆無。優しく紳士的な人柄にホッとします。
ジム・クレンデネン(オーボンクリマ)とも親しいなど様々な話を伺いました。

蔵にはTシャツもあり「Calera Rocks!」(二つの意味分ります?)と書かれた下部に
「It's in our heart and soil」と記されています。

〜 カレラ・ワイン・カンパニー Calera Wine Company 〜
1960年代にエール大入学後、オックスフォード大に留学し人類学を修めた
ジョシュ・ジェンセンは、留学先の英国にてブルゴーニュワインに魅せられ、
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの門を叩きました(収穫、通訳が主な仕事)

帰国後はブルゴーニュのコート・ドールに似た土地を車で探し始めてから2年、
ギャビラン山脈のマウント・ハーランに石灰岩が露出した斜面を発見しました。
(砕石工場で電気も水道もありませんでした)

当時の米国はテロワールより天候というムード、ピノノワールでブルゴーニュを
越えるワインはないと言われた中、ブルゴーニュ式を貫きAVA認定を受けます。
Mt.ハーランは3つのマイクロクライメート(局地的気候)があり、
畑を3つに分けカレラの重要人物達を名付けました。

ジェンセン(14エーカー)リード(5)セレック(5)ミルズ(12)ライアン(13)
※1エーカー=63.61m×2平方m

伝統を重んじ可能な限り自然を目指しつつ、グラヴィティ・フローを導入するなど
技術革新にも積極的です。「カレラ」とは畑のはずれにありスペイン語で「石灰窯」の意。
ワイナリーのシンボルで、ラベルにも見られます。

デュジャックのジャック・セイス(Jacques Seysses)氏は答えました。
「10〜15年熟成のピノノワールを比べると、最良のブルゴーニュワインに叶うのはカレラだけ」
セイス氏は1941年生まれで、年も近く気が合うのかもしれませんね。

〜概略〜
1944年 歯科医の息子として誕生
1970年 ロマネ・コンティ社で仕事に携わる。
1971年 デュジャックで造りに関わる
1972年 帰国
1975年 葡萄の植樹
1977年 重力流動システム(グラヴィティ・フロー)完成
1978年 初年度のワインが誕生。
1982年 カリフォルニア初「ヴィオニエ」を植樹
1984年 ミルズの葡萄を植樹。(初の「シャルドネ」を含む)
1990年 マウントハーランがアペレーション認定
2002年 5番目の単一畑「ライアン」リリース
2006年 ワイン&スピリッツ誌「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に輝く
2010年 セレックがパーカー98点(カレラ史上最高得点)を獲得
2010年 6番目の単一畑「ド・ヴィリエ」リリース

白品種はシャルドネ、ヴィオニエに続きアリゴテの栽培も開始しています。

リード氏は投資家で、家族ぐるみの付合いがあった友人。
北〜北東に面し、毎年一番最後に熟すヴィンヤードです。
早熟でアロマティックながら少し硬めなので熟成向き。

日本で莫大な人気を誇る割に生産量が少ないカレラの2006年産を
飲める機会はもう殆どありません。

赤ワイン 品種ピノ・ノワール100% 正規輸入品
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