旨い！ジャン・クロード・ボワセ ムルソー・オスピス・ド・ボーヌ2003年(白ワイン)

※期間限定特価。在庫が少なくなった時点で
予告なく終了しますのでご了承お願い致します。

フランス　ブルゴーニュ　
●ジャン・クロード・ボワセ ムルソー・オスピス・ド・ボーヌ2003年（白ワイン）

1961年に創設され、ニュイサンジョルジュを拠点に
著名なドメーヌやネゴシアンを傘下に収めたのがボワセ。

2002年にはルロワで経験を積んだグレゴリー・パトリア氏を
栽培醸造責任者に迎えています。

そのパトリア氏がルロワで培ったノウハウを注いだ
2003年産が奇跡的に入荷できました。

現在、ブルゴーニュのバックヴィンテージは2020年以降
価格が高騰し続けており、ムルソー、それもオスピスに出品された
高品質のキュヴェが、この価格で紹介できるのは最後かもしれません。

2003年は熱波となり日照量が多かった年で、生産者によっては
酸の欠乏に悩まされた年ですが、全くの杞憂でした。

20年熟成により輝く山吹色を帯びたムルソーは
最上のミカンを想起させる柔らかな風味、

樽の風味は強くありませんが、ブルゴーニュの偉大な白ワイン特有の
蜜っぽさがあり、平板ではなくシルクのような滑らかさ。

素晴らしい保管状態ですね。

幸運にも全てお分けいただきましたので
当店独占販売となります。

飲み頃なので抜栓直後でも美味しいですが、
少しずつアロマが開花するのを待ってお愉しみください。

白ワイン　品種シャルドネ100％　750mL　
定温輸入・定温保管　　飲用推薦温度：10〜15℃　


〜オスピス・ド・ボーヌ〜
ブルゴーニュワインの中心地であるボーヌは、古代ローマのカエサル
（紀元前100年-紀元前44年）が建設に着手した城塞都市で、
現在も中世ヨーロッパの面影を色濃く残す、石畳の美しい街です。

城壁に囲まれたボーヌの旧市街は、半径400メートル程度ですが、
街の南側にあるオテル・デューの幾何学模様の屋根は世界的に有名。

ブルゴーニュを旅する方の多くが、
このワインの目的に少なからず感動を憶えることでしょう。

世に知られるオスピス・ド・ボーヌの建物は
中世の病人や貧しい人々のための慈善施療院でした。

時の財務長官ニコラ・ロラン（ワイン名にもなっている）により創設、
運営費は寄進された畑から出来たワインによって賄われました。

1851年からはオークション形式に変わり、
慈善事業だけでなくワインの品質を見極める意味もあります。
（ラベルには落札者（寄進者）の名前が入ります)

施設は現存しませんが、収益は福祉に利用され
現在も創設時の精神は全く変わりません。

条件の良い畑が揃い、寄進を受ける際もオスピスの名に恥じない
品質のワインが選ばれます。近年は醸造施設を一新。
葡萄の選別も最新技術が取り入れられ高品質のワインが造られます。