蔵出し正規品 ジャン・クリストフ&サンドリーヌダリア ミレジム1971年

蔵出し正規品 ジャン・クリストフ&サンドリーヌダリア ミレジム1971年

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在庫わずか

商品詳細

写真中央の1970年産と同じような色調です。
1971年は同年生まれの吉田店長のために特別に蔵出ししてくれました!

日本国内への入荷が12本しかない超貴重品です。
当時のガラス瓶のまま出荷されています。

フランス ボルドー地方 正規蔵出し品
●ジャン・クリストフ&サンドリーヌダリア ミレジム1971年

ソーテルヌ、バルザックから見てガロンヌ川を隔てた対岸で
高品質の貴腐ワインが造られている事をご存知でしょうか。
午前中の霧と昼からの太陽が午後の乾燥を助け、
より上等な作品となる好条件に位置しています。
(ソーテルヌではシロン川が果たす役割を、ここではウィーユ川が担う)

このワインは1927年から生産を開始したエリーゼ宮の定番。
「オランダ国賓晩餐会」の甘口デザートワインリストに載っており、さらに
1952年の大統領晩餐会ではシャトー・マルゴー、オーブリオンなどと並び
1939年のイケムと1937年のロンディロンが選出されています。

シャトーは1936年からダリエ家が所有し、現在はジャン・クリストフと
妻サンドリーヌの夫婦が営んでいます。
2011年、運良くサンドリーヌさんを交えたセミナーに参加できました。

現代では手間の割に、あまりにも過小評価されている貴腐ワイン。。。
(1940年代のワイン販売価格はシャトーペトリュスが11フラン、
ドーフィネロンディロンが13フラン!?)

さらに忘れられそうになっている、名産地「ルーピヤック」を
彼女は熱意を持って、優しく分かりやすく語ってくれました。
(カディヤック、サン・クロワ・デュ・モンも名産地)

収穫はボトリティス(貴腐菌)が付いた部分を選び、
雨が降れば腐敗のリスクもあるため、タイミングの見極めが難しく、
12月にずれ込むことすらあるといいます。

同じ白ワインでも辛口なら収穫は早く手間もかからず収益は上がりますが、
貴腐ワインの生産は天候の影響を受けやすく、熟成期間が長いため
現金化にも極めて時間を要します。
まさに好きでなければできない職人仕事なのです。

その他、野生酵母での発酵、リュットレゾネ農法など
家族経営で可能な限りの努力を惜しみません。

そして彼女が強調するのは甘口ワインがアペリティフや
ディジェスティフとしてだけでなく食中酒としても愉しめるという事。

「香りと口当りに気をつければ、料理と合わせるのは難しくありません。
デセールだけでなく酸味、苦味、塩味が効いた物に合わせて」と説明する。

淡白な魚より、脂が乗ったもの。サーモン、ウニ、白子など香りが強い
魚介類には辛口白ワインよりもソーテルヌが合います。
レモン、生姜、スパイス、コリアンダーなどアクセントに
用いるのもポイントなんだとか。

単品ではブルーチーズなど当たり前の組合せだけでなく、抹茶ケーキ(苦め)、
生牡蠣、スパイシーなカレー、フォワグラなど提案されていました。
様々なマリアージュをお愉しみください。

蜂蜜や熟したアプリコットに花梨のアロマ、トロリとした口当たり。。。
極上のデザートワインが貴方を甘美な世界に誘ってくれます。

ソーテルヌの3割ほどの面積しか無いルーピアック産の貴腐ワインは希少!

畑:粘土石灰質で砂利が混じった土壌。

1971年産は偉大なヴィンテージとなりました。
40年以上の熟成を経ても若さを保っています。
メープルシロップや焼きリンゴ、レモンバーム、リコリスなどの豊かな香りの中に、ミントやカンゾウを感じさせる香りが混ざります。
充実感のある甘みがしっかり残ったリッチな味わいながら、
酸もあるので古酒らしさも感じながら
驚くほどの若さを保ち、今飲むのに最適な状態!

現地フランスでも流通しないプライヴェートコレクションにつき、
もう国内では滅多に見つからない希少品です。

品種 セミヨン70%、ソーヴィニヨンブラン25%、ミュスカデル5% 
白ワイン 極甘口 容量 750ml 定温保管・定温輸入

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