マルクモレ・ボーヌ・グレーヴ1級畑2011年

フランス　ブルゴーニュ地方　
●マルクモレ・ボーヌ・グレーヴ1級畑2011年

世界屈指の白ワイン産地として名高いシャサーニュ・モンラッシェ村の中心部に
位置するドメーヌは19世紀半ば、駅馬車の中継地のレストランとして建てられ、
現在まで職場・住居としてモレイ家が所有しています。

1920年、フェルナンド・モレイが設立、息子マルクには男子の相続人がなく、
娘婿のベルナール・モラールが1976年にドメーヌに参加しました。
ボーヌの醸造学校を卒業したマリー＝ジョーを含め、親子3人のワイン造りは
マルクがリタイアした1990年まで続き、現当主は3代目のモラール夫妻。

現当主ベルナールは、義父マルクの伝統を守りつつ、
シャサーニュの有志で有機栽培の勉強会もしています。

色は少し黄金黄を帯びはじめナッツ香もあります。
抜栓直後は硬質ですが30分経過し、
液温が上がると樽香が調和し、和食には何でも合います。

ナパのシャルドネのようなパイナップル的な感じではなく
ブル白らしいレモンのニュアンスを帯びた爽やかな果実味と酸があり、
樽香も深く綺麗でバランスの良い味わい。これがモレ家の良さですね。

化学肥料は使わず平均樹齢30年の株から全て手摘み収穫。
マストを樽に入れてからアッサンブラージュまで1年間、
清澄はせず軽くフィルターをかけて瓶詰め。

強い樽香はテロワールを反映しないと考え新樽比率は25〜30％。
樽材はフランス・アリエ産が大部分を占め焼きはミディアム。

白ワイン　辛口　品種シャルドネ(樹齢平均 45年)　容量 750mL

Dom.Jean Marc Morey Beaune 1er Cru Grèves Blanc2011