デイヴィッド・パウエル&サン・バロッサ&エデンヴァレー・パーカー94点の上級キュヴェ2014年

デイヴィッド・パウエル&サン・バロッサ&エデンヴァレー・パーカー94点の上級キュヴェ2014年
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商品詳細

トルブレックを立ち上げた伝説の男、デヴィッド・パウエルが
価値観を共有する息子カラムと共にワインの現場へ帰ってきました。

その名も「パウエル&サン」

ニュースが駆け巡ると、既に世界中で入手が難しいワインとなってしまいました。

ワインファンならご存じかと思いますが簡単に説明いたしますと、
彼は豪州ワイン・ルネッサンスの代表格です。

南オーストラリア、アデレード生まれ。
公認会計士であった父の影響でアデレード大学では経済学を専攻します。

しかし卒業後は南豪のワイナリーで学び、欧米の有名ワイン産地で見識を深めました。
ジャンルイシャーヴに感銘を受け、
ローヌ・ワインの美味しさに夢中になります。

1994年、故郷にてバロッサの畑を譲り受け「Torbreck」の名で創業しました。
(スコットランドにて「きこり」をしていた時代に奥様と出合った思い出の森の名)

翌年はまだ小さな葡萄畑で栽培し、小屋でワインを発酵させていましたが
研鑽を積み、資金など様々な困難を乗り越え、
困難と言われる年も高品質ワインを毎年送り出し続けます。

2010年には彼のランリグがパーカー100店を獲得したのは記憶に新しく、
一度は高みに登り詰めた彼でしたが、諸事情でトルブレックとは
2013年に決別する事となりました。
(別れの理由は検索すると分かります。。。)

余談ですが、吉田店長は2013年以降のウッドカッターズやスツルイを購入していません。
デヴィッドが関わらないWoodcuttersは品質がどうあれ、納得できない。

数々の困難を乗り越え、彼がパウエル&サンズとして
シーンに戻ってきたことを喜ばしく思います。

現在の収入は以前の何%かは想像も出来ませんが、
息子と一緒にワイン醸造を出来る事に、これ以上無い幸福を感じているようです。

以前は多忙を極めていたため、息子さんとの時間を
充分に共有できなかったのでしょう。

しかもカラムは、かつて父が心を奪われた
ジャン・ルイ・シャーヴで修行を重ねました。

親子で追い求める道は商業主義を廃した少量生産=品質至上主義。
極めて生産量が少なく、世界中で争奪戦になっています。

これからも情熱的なクラフトマンシップで
数々の感動の名作をリリースしてくれるでしょう。

心から応援しています。


2014年度からはバロッサヴァレーだけでなく、標高も高く冷涼な
エデンヴァレーの小区画から古葡萄のワインもリリースされました。

〜 Powell & Son 〜

2014 Barossa & Eden Valley Shiraz バロッサ&エデンヴァレー・シラーズ ★パーカー94点

深いガーネットがかった紫色をした2014バロッサ&エデン・ヴァレー・シラーズは、
美しく芳しい香りのブラックラズベリーや潰したブルーベリー、ブラックチェリーパイ、
スミレやアニス、ほのかに落ち葉やポプリの香りがともなう。
エレガントで生き生きとした鮮やかな果物が口中に広がり、
熟して洗練された引き締まったタンニンとほのかに薬草の香りが長い余韻を誘う。
2〜3年間寝かせることにより、更に良くなるだろう。 
飲み頃 2017 – 2030

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