フォンタナフレッダ・バローロ1965年

フォンタナフレッダ・バローロ1965年
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商品詳細

イタリア ピエモンテ州 バローロDOC

フォンタナ・フレッダ 1965年

イタリア統一後の初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の息子が
相続した狩猟地を切り開き、ネッビオーロを植えたのが始まり。
(畑の半分以上)社名は敷地内に湧く冷たい泉に由来。

最高のネッビオーロが育つことで名高いセッラルンガ・ダルバ村において
バローロの約15%を造っているフォンタナフレッダ社は設立から
100年以上を経た今、変革の時を迎えています。

1999年に若きエノロゴ(醸造家)ダニーロ・ドロッコ氏を招聘。
2002年、テニメンティ(大地を意味する造語)シリーズをリリース。
頭文字のTとFをあしらったシンプルなロゴと斬新なラベルは、
ベルガモ出身のデザイナー、ベルサネッティ氏によるもの。
偉大なテロワールの力を表現しています。

ドロッコ氏は、伝統を受け継ぎ、昔からある畑やワイナリーの
自然風土を尊重したワイン造りを続ける一方で、
近代技術と科学的な知識を踏まえた醸造方法を導入しました。

ヴェンデミーア1965は1960年代最高の年となった
1961,1962,1964,1967年あたりと単純比較はできませんが、
蔵元で出荷前に味を確かめ、古くなったコルクが打ち直されています。

近年に蔵出しされた個体であり、液面が高く健全な熟成を遂げています。
イタリアの古酒らしく抜染直後はシェリー酒のニュアンスがあり、
温度が上がるにつれオレンジ香と不思議な美味しさが
泉のように湧き上がります。

香りが開くのに時間を要するため、細身のカラフェタイプの
デキャンタがあれば用いるとベターでしょう。(写真3枚目、
左の横幅があるデキャンタは酸化が進みやすいので古酒には不向き。
右のデキャンタを使ってください。澱も落とせて便利ですよ)

また、冷えていると深い味わいが発揮されないため
カラフェが温度を上げてくれます。
ゆっくりと事前に酸素と触れさせ、適温20〜22℃まで馴染ませて下さい。

40歳を超えたネッビオーロは上立ち香よりも含み香が良い
タイプが多いため、リーデルなどの大グラスではなく
普通の中程度のワイングラスをお使いください。(小さすぎは駄目)

ネッビオーロが本来持っている綺麗な酸と
古酒にしかない滋養強壮に良さそうな旨みが心地よい作品です。

紹興酒を用いた中華料理、バルサミコを用いたイタリア料理、
醤油を用いた和食などと合わせると良いでしょう。

以上、店長吉田がつい長々と説明してしまいましたが
「少しでも良い状況でワインを楽しんで欲しい」との願いからです。

現地在庫も残っておらず、恐らく再入荷はありません。
生まれ年のプレゼントにもいかがでしょうか。

赤ワイン  容量:750ml 品種:ネッビオーロ100%
(画像はバローロですがお届けするのはバルバレスコのほうです)
定温輸入、定温保管

〜古酒についてご理解ください〜
https://www.yoshidawines.com/page/10

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https://www.yoshidawines.com/product-list/119

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