ペルカルロ2016年 (渋め)

ペルカルロ2016年 (渋め)
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商品詳細

イタリア トスカーナ地方 
サンジュスト・ア・レンテンナーノ
●ペルカルロ2016年

サン・ジュースト・ア・レンテンナーノはエトルニアに由来する名で
キャンティ・クラシコ地区のアルビア河上流を見渡す土地です。
醸造所は中世のシトー派修道院として誕生しました。

サンジョヴェーゼの最高傑作「ペルカルロ」の成功により、
現在では同地区で最も名高いワイナリーとなりました。
数々のワイン専門誌で高評価を連発しています。

サンジョヴェーゼは、優雅さと同時に酸味が出やすいのですが、
サン・ジューストはガイオーレ南部の独特の気候と土地から
唯一無二の最高傑作を生み出します。
2013年からは最も厳しい有機農法ビオディナミコの認証を取得しました。

7〜8月は雨が降らず気温の高い土地ながら、砂利層の表土の下に
粘土層が適度に存在するので、渇水にならずブドウが完熟します。
そのため一般的な固い味ではなく、芳醇で凝縮感のある仕上がりです。


ワイナートでのトスカーナ特集でNo1になり「サンジョヴェーゼ最良の1本」といわれる
ペルカルロは6つの最上クリュの中で徹底的な収量制限を行い、
厳選された最上のサンジョヴェーゼから造られます。
熟度の高い葡萄のみを選び抜き、力強さと洗練された味わい。

フランス産のバリック樽で22ヵ月熟成させノンフィルターで瓶詰め後、6ヵ月瓶熟成。
標高270mにある畑は、新生代新第三紀の鮮新世の土壌で、
2〜5メートルの砂や小石から形成される表層の下は粘土層となっています。

長期熟成タイプで若い頃は閉じており、サンジョベーゼの中でも
力強さがあるので時間が必要です。


葡萄は厳格なマサール・セレクション(後述)によるもので、
通常300gに達するサンジョヴェーゼはペルカルロの区画では100g。
メルローやカベルネ並みに小さい粒で凝縮した味に仕上がります。


2016年産は濃く深い色調で、ドライフルーツやスパイスの格調高い
凝縮して閉じた香りに樽香を感じます。
濃さだけでなく、全ての要素がバランス良くスッと入ります。

果実は新鮮で瑞々しく、美しい酸も備わり赤い花の香りと蜜の風味、
ミネラル感を引き立てます。ただ、抜栓直後は渋みが凄い!
なので数日間かけて飲むのがオススメ。

正規輸入元のNさん絶賛!ロバートパーカー氏の右腕だった
アントニオ・ガッローニさんも99点という高得点。お見逃し無く。

赤ワイン 品種サンジョベーゼ 750mL 限定12本



〜正規輸入元Nさんのコメントも抜粋して紹介〜

トスカーナの傑出年、かねてより楽しみにしていた「ペルカルロ2016」を飲みました。
口に含むと凝縮した全ての要素が完全なバランスで
まるで空気を吸うかのように体に入っていきます。
タンニンは多く含むもののよく熟していて攻撃的なところが全くありません。
(ここだけは店長吉田の見解とは異なります。渋みは凄く抜栓直後は攻撃的かも。。)

果実味も新鮮でみずみずしく実に美しく、美しい酸も備わり、
花のような美しい香りと上品な蜜の風味、
果実味のジューシーさ、ミネラル感を引き出します。

全ての美点と長い余韻に包まれて、飲みがとまりません。
バランスも全ての要素も完璧で、ピュアで美しく、エレガント。

私の忘れられないワインの一つに加わり、個人的にもまとめ買いしたい衝動にかられましたが、
ひとりでも多くの方に飲んでいただきたく、ぐっと堪えました。
本当に素晴らしいワインです。


〜マサル・セレクション〜
畑を同じ種類のクローンで統一するクローン・セレクションに対し、
1つの区画に複数の種類のクローンを存在させる選抜方法(Massal Selection)。
マス・セレクション(Mass Selection)とも呼ばれます。

畑の個性と遺伝子多様性を大切にし、植え替えは苗木屋さんで買うのではなく、
その区画で特に優秀に育っている株を複数選び、その穂木から行います。
長くマサ・セレを行う事で、土地に合ったクローンが生き残り、
遺伝子多様性も複雑になり、より個性的な畑に成長するそうです。

ただ、畑の管理に手間が掛かり、複数クローンが一区画に存在すると、
育ち方や収穫時期に差が生じやすく、厳しい畑の観察が必要です。

また、穂木を取って移植しても思い通りに育たなかったり数年で枯れることも。。。
苗木の購入より改植作業が大変なのです。

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