赤と白の2種類のヌーヴォーがあります。
ワイナート14号「ラングドックワイン・スーパー・バリュー」部門No1で
南仏隋一の生産者と日本でも認知されるようになってきました。
ローマ時代から開墾がされたという歴史があり、
18世紀までは修道僧によってワイン造りが行われていました。
フランス革命で領地は教会から没収され、近郊で葡萄栽培をしていたミケール家が取得。
1980年よりクリスチャン&アンリ・ミケール夫妻により運営され、
後継者のローラン(ほぼ同年代)は「若くとも美味しい、
熟成で更に向上するワイン」を目指す。
ミケール家はこの地にローヌ地方からシラー種を導入し、
痩せた土地に適合させ地域一番種に育てたパイオニア。
標高 100〜205m、土壌は変化に富み、多くの石が転がっております。
南仏のヌーヴォーは熟すのが早く、蔵出しも10月となり
船便で先に輸出できるためお手頃価格にて提供可能です。
この生産者のスタンダードクラスの・シラーはワイナート誌の
南仏「1500円以下の赤ワイン」特集にて249本中第1位を獲得!
(実は当店から出品。。。有名になりました)
店長吉田は現地を二度訪問しています。
当主のローランミケールはこの地域から世界に通用するワインを
輩出することが夢と語っており、熱心な説明に情熱を感じました。
この新酒を10年以上も取り扱っていますがワイン会では
¥3500以上もするルロワのプリムールと勝負しても評価は上回りますし、
毎年「最速で完売」します。
スーパーで売られているような安価な南仏ヌーヴォーにある
野暮ったさは皆無で、ペットボトル製品とは全く比較になりません。
風味は高級ヌーヴォー!価格はデイリー。
店頭ではケース購入のお客様もいらっしゃる争奪戦。
ボージョレ・ヌーヴォーよりも南の新酒は、少量生産で真面目に作ると
こんなに美味しくなるんです。ぜひ一度お試しあれ(^^)
赤ワインの概要
ボディ:ライト〜ミディアムボディ アルコール度13%前後
品種:シラー90%/メルロー10%(2013年の場合・年により異なる)
750ml 飲用適温:13度前後
料理:イタリア・パルマ産、ジャンボン・ド・バイヨンヌなどの生ハム
カマンベール、チーズ料理、ソーセージ、すき焼きなど
白ワインの概要
やや辛口 アルコール度13%前後
品種:ソービニョンブラン主体 750ml 飲用適温:7度前後
料理:香草を使った料理全般。レモンを使うのもポイント。
チーズならシェーヴルが良いでしょう。
※テキストの転用は固くお断り致します。
Languedoc-Rousillon Saint Chinian
Domaine Cazal Viel Vin de Nouveau Rouge & Blanc Millesime 2014
地中海沿岸のどこまでも青い空。
日照量が多く、ボージョレ地方より有利です。