画像左から3番目のボトルです。
ヴィンテージワインのストックは豊富です。
イタリア ピエモンテ州
●航空便輸入!バローロ(上級のリゼルヴァ)ボルゴーニョ1937年
ワインの王といわれるバローロDOCGの中でも、最古の歴史を誇る伝統のワイナリー。
近年は早飲みスタイルで短命なBaroloも多い中、現在でもストイックに
「時間でしか創ることが出来ない長命で伝統的なバローロ」を追求します。
〜ボルゴーニョ社〜
1761年、バルトロメオ ボルゴーニョがワイナリーを創業、
ピエモンテで最も古い由緒あるバローロの生産者です。
日本では平賀源内、杉田玄白、伊能忠敬らが活躍した時代です。
元々、自家用と友人用に造っていましたが、1848年にチェーザレ ボルゴーニョが販売を始めました。
1861年、当時の国王ヴィットリオ エマヌエーレ2世と統一運動を進めた
ジュゼッペ ガリバルディを介したイタリア統一祝賀会で
ボルゴーニョのバローロ1820年が祝杯として重宝され存在感を高めます。
バローロ地区全体の中で最も古酒コレクション=遺産を所有し、
1920年からは良いヴェンデミーアは、地下セラーで20年以上を経過後に
販売する方針を決めました。
1968年、チェ―ザレ ボルゴーニョが亡くなり、子供がおらず姪夫婦に引き継がれました。
夫婦の子供はワイン関係以外の仕事に就いたため、後継者が不在となり
2008年には、あのイータリー(東京にも支店あり)の創始者ファリネッティ家が購入しました。
上級品のリゼルヴァは淡いルビー色で、若いうちは非常に強いタンニンがあり、
バランスが取れるようになるのは20年以上の長熟が必要です。
ボルゴーニョはバローロの中で、最も長期熟成に耐えられる赤ワインとして名高く、
タンク2年、大樽3年半の熟成後、さらにボトルで長い眠りについていた
ヴェンデミーア1937年をイタリアから空輸で買い付けました。
ワイン会では同時に買い付けた1937,1961,1967,1982,1990,2003を開け、
古いものでも果実味が残っており、皆さんに驚いて頂けました。
ぜひ愛好家の方は複数年を飲み比べる垂直テースティングを試してください。
超古酒らしく外観は淡いロゼのよう。
完熟オレンジ、スミレ、ハーブ、シェリー、トリュフなど様々な香りを放ちます。
この秘蔵ワインに出逢える事は滅多にありません。
定温輸入品(リーファーコンテナ)定温保管
赤ワイン 品種:ネッビオーロ 750ml 飲み頃温度 16〜18℃
〜ヴィンテージワインについてご理解ください〜
https://www.yoshidawines.com/page/10
※ノンリコルクのため、輸送後は稀にキャプセル上部から
経年による染み出しが見られる事があります。
※バローロとバローロ・リゼルヴァは樽熟期間、畑、葡萄の選別、
タンニン(ポリフェノール)の残し方など、熟成能力に大きな違いがあります。
身体に良いといわれるポリフェノールは葡萄が自ら作り出す天然素材の酸化防止剤。
伝統的なバローロは渋みが強いため、若いうちは通常ランクが飲みやすいのですが
歳を重ねた時のアンチエイジジングに差が出ますね。
ボルゴーニョの上級品リゼルヴァにはカンヌビを含め最良区画の葡萄が中心に使われます。
同地区の中で最もエレガントで長期熟成能力の高い「カンヌビ」は1100万年前に
ポー川の平野を覆っていた海からの堆積物によって形成されたもので、
名は1700年代の歴史的文献にも記されます。石灰質土壌ゆえ栽培に適した場所なのです。
所有する1.3haの畑は標高290〜320m、南向きの斜面。
ラベルは経年相応に一部汚れや破れなどがあります。
ヴィンテージワインの風情としてご理解くださいませ。
〜その他、古酒について必ずご理解ください〜
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