イタリア　ピエモンテ州

●ルチアーノ・サンドローネ・カンヌビボスキス

ルチアーノはマルケージ・ディ・バローロで長く従事した後、
バローロの中心にあるカンヌビの畑を買うチャンスが訪れました。

最初の収穫は1978年、初めて自ら造ったワインに感銘を覚え
その後少しずつ認知されるようになりました。

ルチアーノと弟のルカは素晴らしいワインを造るために努力し続け、
今日この功績は世界中で認められ、毎年素晴らしい評価を得ています。

セラーにおける伝統と革新、ワインにおけるエレガンスとボディ、
ビジネスにおける国際的な取引と人間同士の付き合い。

カンヌビの麓にある新しい醸造所は近代的な設備を備え、
バローロ、ランガ、ロエロの地区に最上の畑を所有しています。

全てのワインは固有の土壌、ミクロクリマ、酵母を持つ個々の区画を表現したもの。

それぞれの畑を理解し、日々注意を払い、尊重することによって初めて
その個性をワインに映し出します。

異なる畑のワインをブレンドさせて作るというスタイル。
標高、土壌、畑の向きが異なる4つの産地の相乗作用によって仕上がりました。

カンヌビ・ボスキスはワイン漫画「神の雫」で使徒に選ばれた事で
注目を浴びました。若いボスキスは(人間がそうであるように)
ワインも大人になるための熟成時間が必要です。

高額なワインが額面通りに真価を発揮するには時間を要します。
一般のお客様には、あまり知られていない事でしょう。

時には渋みが強すぎるネッビオーロ種も2003年産ならではの優しさを感じます。
サンドローネのプライドを背負った作品。

赤ワイン　品種：ネッビオーロ　フルボディ　750mL