生産地フランス・ボルドー地方　メドック地区　サンジュリアン
メドック格付け第２級

シャトー　グリュオー・ラローズ

河沿いの畑とサン＝ローラン村との間に挟まれた台地から生まれる
サン＝ジュリアンの古典的なワイン。

広大な畑は１８世紀に作られ、１９世紀に分割、
１９３４年になってコルディエ社の手で再びひとつになった。

１９９２年、ジャン・コルディエがシャトーをコルディエ社に売却、
同社は翌年、造りと販売価格の責任だけを手元に残し、アルカテルに転売した。

１９９７年、ベルナール・タイヤンのグループがシャトーを買い取ったが、
以前と変わらぬワインを造るため、長年シャトーの管理を任されたジョルジュ・ポーリが残った。
特定のネゴシアンが独占販売している格付けシャトーと同様、

市場開放されたらつく価格より控えめの値段で売られている。


「ＬＥ　ＶＩＮ　ＤＥＳ　ＲＯＩＳ，ＬＥ　ＲＯＩ　ＤＥＳ　ＶＩＮＳは
「王のワイン，ワインの王」の意で、かつての所有者ド・ラローズ氏が
ワインを上流階級の人々に紹介するために自信を誇示したもの。

格付け２級の中ではラスカーズ、デュクリュ・ボーカイユなどに匹敵する高評価のシャトーです。
内陸に入った所に位置し、土壌は石灰質と泥灰土の下層の上に砂利質と砂という特徴になります。

ワインは滑らかながら力強くスパイシー。

●シャトー・グリュオー・ラローズ2000年
Chateau　Gruaud Larose 2000

（写真は1994年産です）
赤フルボディ　750ml　　パーカー94点