稀少なバックヴィンテージ1994,1996,1998年が同時入荷できました。
なんと10年ぶりの入荷です！(お届けするのは画像左の1本です)

フューザルの赤ワイン(ルージュ)の古酒はゴロゴロありますが
白ワイン(ブラン)の飲み頃は日本だと入手困難。

特に熟成モノは白が欧州内で高評価なため、あまり欧州以外へは流通していません。
時を経て価格も上がりましたが、この'94'96'98の当たり年３ミレジムは貴重です。

フランスから航空便で輸入し、当社セラーにて大切に定温定湿保管しています。
(エアー便は高コストですが１日で輸送できるため状態抜群)

同じワインが他店で見つかっても別物と申し上げたいです。


フランス　ボルドー地方
●シャトー・ド・フューザル白ワイン(ブラン)

300年の歴史をもつボルドーワイン発祥の地がグラーヴ地区。
その中でレオニャンにある面積48haのクリュクラッセ。

パーカー氏も1980年代半ばから「相当よくなった。
良年の白は最高級ワインに匹敵する」と称賛しています。

1974年にジェラール・グリブラン氏が経営を引き継いでから、
設備を改修し、温度調節ができるステンレス発酵タンクの導入など、
熱心に生産管理を行うようになり評価が上がりました。

赤と白を生産していますが、白ワインはボルドーの中でトップクラスでありながら
年間生産量が少なく、特に古酒は市場へ出回りません。

ファーストアロマは熟したオレンジや花梨。僅かにシェリーの深みを感じ、
セミヨンの丸みとソーヴィニヨンブランの酸が加わり、
ドライでありながら果実味に支えられバランス良く纏まっています。
紅茶感も感じ取れました。古木が多いことによる多層的な味わい。

若い白にはない、滑らかで余韻を残す舌触り。
大人のエレガントさと程よい熟成感が素晴らしい。。。

辛口の白で長命なタイプは多くありませんから本当に貴重です。

愛好家の方には94,96,98と３種類の垂直テースティングもおすすめ！
いずれもまろやかに熟成しており、実に興味深い。。。(ガリレオの湯川学風に)

シャトー・オーブリオンの白に匹敵すると言われる事に納得です。

〜お願いがあります〜

白ワインですが、冷えすぎると深みが感じられず、酸が尖るので
少し高めの10〜15℃ぐらいで、甘みとバランスを取ってお愉しみ下さい。

温度はとても重要です！

つまみならカシューナッツ。チーズならミモレット。
料理なら緑黄系野菜の天麩羅がトロッとした舌触りに合います。
(ブリッジ役として軽くレモンを絞って下さい)

あとクリーミーなソースを使うものも幅広く合いそう。
若いフューザルではできないペアリングですね。

白ワイン　コクのある辛口　品種ソーヴィニョンブラン、セミヨン　750mL　
航空便輸入、当社セラーにて定温保管　　限定12本