フランス　ボルドー　グラーヴ格付け第１級
●シャトー・オー・ブリオン1983年

グラーヴ地区のペサック村にて1550年より始まる歴史を持ち、
1855年のメドック地区格付け制定の際、地区外ながらラトゥール、マルゴー
ラフィット・ロートシルトと共に第1級に格付けされたシャトー。

17世紀から人気を誇った人気のシャトーでしたが、
フランス革命で多くのシャトーと同じく革命政府に没収、
競売にかけられ何人もの所有者の手を渡り、1800年代後半には
フィロキセラとベト病の災害に襲われるなど不遇な時代を迎えます。

1935年5月13日アメリカの銀行家クラランス・ディロンが取得、
現在までディロン家が所有し再建、名声を復活させました。
70年以上も所有者が変わらないのは品質安定のため重要です。

1974年以降はセカンドへ回す葡萄が増え、運営の権限を与えられた
ジャン・デルマにより品質は改善されます。

1980年代、収穫が豊かになるとペトリュスと同じように、収量制限をし、
凝縮感のある驚異的な品質のワインを誕生させました。

オーク、タンニンの個性もありつつ第1級シャトーの中でも
外交的で早熟。しかし30年以上熟成する能力もあり
飲み頃期間が長いといわれます。流石は一級シャトーといったところ。

液面は極めて高く保存状態は良好です。

赤ワイン　750mL　定温輸入・定温保管

※近年の価格高騰で安価な転売品、故人から買取られた
中古品などが○天などでも流通しています。
(金儲け優先なので有名ワインだけを転売するのが特徴)

市場価格最安値で廉売される個体には、
偽物や保存状態が悪い個体も散見されるためご注意ください。

当店ではボルドーで厳格な管理を行うワイン商より買い付けています。
2010年以降の卸価格は、高騰していますが、
液面が高めで保存状態は良好です。在庫は1本限りです。