さてさて、ここは東欧ブルガリア。
ヨーグルトと琴欧洲ぐらいしか多くの日本人には知られていないのでは？
東欧におけるワインの歴史は古いんですよ。

トラキアと呼ばれた3000年前からワイン造りが行われていた
世界最古のワイン産地の一つであり、旧ソ連の解体により
ワイン産業も革命的に変化を遂げました。

ブルガリアでもオーガニックに取り組む生産者がいるんです。

有機栽培、無農薬、自然派という言葉が先走っているように感じる
昨今ですが、やはり「口に入れるのだから美味しいほうが良い」を
私は基本にしています。(何でも自然派という動きは賛成できません。)


●オーガニック・テッラタングラ・マヴルッド・ヴィンテージ2012年
トラキヤ地方、サカル山脈に300ヘクタール(約90万坪)もの
自社ブドウ園を所有し最新の醸造設備を用いてワイン造りに取組みます。
一年を通して晴れの日が多く、程よい風と雨量、地理的位置によって
高品質なブドウとワイン造り出す為の最適な気象条件が揃っています。

国際品種であるメルロやカベルネ・ソービニョンだけではなく、
マヴルッドやルビン等、ブルガリアの伝統的品種が近年、
ヨーロッパをはじめ世界中で高く評価されるようになりました。

若いワイナリーでありながら、その名は瞬く間にヨーロッパ中に知られ、
一つのブランドとして認識されるようになりました。

熟したプラム、イチジクのようなジャミーな香り。
味わいはふくよかな果実味とやわらかいタンニンが感じられて
エレガントな飲み口。ビロードのような舌触りで高級感が漂います。
濃密感だけでなく、ジューシーで自然な果実味。
収穫は全て手作業というのも納得ですね。

ブルガリアの地品種マヴルッドに国際品種のカベルネソーヴィニョン、
メルロがブレンドされた100%オーガニックの辛口赤ワイン。

赤ワイン　ミディアム〜フルボディ　品種：マヴルッド100%
アルコール度数14％　容量750ml