（画像は2008のPOPですが、デザインは昨年と同じです）
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グレートブルーで一躍全国区の知名度に達した城端麦酒。
正統派のこちらもかなり美味です。

2006年から小さなタンク(寸胴？)で少量生産する
年末限定品が「俺の味」と「俺の黒」。

実は半分、私が触発してしまったネーミングでして…
回数を重ねるごとに「麦やエール」「はかまエール」より
進化しており、工房で愉しく醸す若き山本勝氏の
息遣いが聞こえてくるようです。

2009年は国際ビールサミットにて
「俺の味」銀賞！(日本トップクラス）
「俺の黒」金賞！(世界トップクラス）

俺の味は、金賞を何度も獲得していますが、
2011年は競争の激しいアメリカンIPA部門での金賞なのです。

手造りならではのダンシングバブル。。。泡立ちは文句なしに
美しく、きめ細かい。

※分類上は発泡酒になりますが、麦芽使用率を落とした
節税だけが目的のものではありません。飲んだら分ります。

●「俺の味」
色は「麦やエール」に近いが僅かに栗色を帯び
ホップによる草原、干草を想わせる香りが爽やか。

城端特有の花梨（カリン）的な果実香も
引き締まった苦味と相まって例年よりシャープな印象を受ける。

モルト、ビタリングホップ・アロマホップを
例年より増量したが、トータルバランスは流石。
330ml　アルコール度数５％前後

●「俺の黒」
漆黒の色だが液体の縁にだけ僅かに透過性がある。
コーヒー、チョコレート、黒糖を想わせる香りは
甘いかと思わせて苦味が効果的。
とろりと舌を触りながらスッとキレるあたりは見事です。

インターナショナル・ビアコンペティション2007　銅賞
330ml　アルコール度数５％前後

●「和〜nagomi〜」なごみ（春限定）
昨年から自家製黒米（城端麦酒社長栽培収穫）を使用し
黒米から出てくる色、米の甘みが味わえます。
そして、今年はアロマホップにネルソンソービニヨンを使用し
華やかであり爽快な香りに仕上げました。
スタイルはペールエールですが若干IPAよりのペールエールです。
330ml　アルコール度数５％前後

●「和〜nagomi〜」なごみ　黒（春限定）
通常より２倍量の麦芽を用いた黒の長期熟成品。
アルコールが優しく、和める落ち着いた味に仕上がっている。
小規模の醸造所なので、リリースされない年もあります。
330ml　アルコール度数５％前後